建て売り住宅

しかし最近の建て売り住宅などでは、狭い敷地いつぱいに家を建てていることがよくあります。しかも周囲も一戸一戸が隙間なく密集しているため、家の周辺空間にまったく余裕がなくなっているのがしばしばみうけられます。あるいは庭のスペースが確保されていても駐車スペースとなり、結果的に庭がなくなることもよく見かける光景です。したがって、それらの家では庭を通じて自己表現をおこなうなどということはほとんど不可能事となっています。これでは住宅街全体の風景が単調になるのも仕方がないのではないでしょうか。このように、私たちの周囲では住まいの個性化とはまったく逆の方向の現象が進んでいるといえないでしょうか。以上述べてきたように、近年の環境心理学によって、住まいを通した自己表現が住む人の心理的健康に及ぼす意義はますます明らかにされつつあります。以前、ある二世帯住宅のCMで、建て替えのために壊されてゆく旧い家を前に、祖父がえもいえぬ表情をしながらパチリパチリと写真を撮るシーンがありました。まさに家は個人の歴史と人となりが染み込んだ世界なのです。したがって住まいや家づくり、街づくりを考えるときにはそうした視点をもっと生かす必要があるのではないでしょうか。転居やリフォームを機に家具について再考してみるのも良いかもしれません。壁面収納を選択肢に入れてみましょう。←こちらのサイトからは、不動産関連情報をたくさん見られます。同時に、欧米の研究成果に比して我が国の研究が極めて少ないことがここまでの研究紹介で明らかになったと思われます。この種の分野はその社会の文化や風習、伝統に無関係ではありません。その意味では我が国の心理学とくに環境心理学のより一層の研究が望まれるところです。

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